大人のドラマ

行きつけの喫茶店で偶然同級生の‘りあ’と再会した。当時は近寄りがたい雰囲気だったけど、随分と柔らかくなったように感じた。昔話に花が咲き、お互いの職場が近い事もあってかこの日以来、喫茶店で良くご飯を食べるようになった。だけど僕には婚約者がいる。そしてそれを‘りあ’には言えずにいた。きっかけが無かったと言えば都合が良いのかもしれないけれど…だけど婚約者と居るところを‘りあ’に見られてしまった。

妻に先立たれ、食事ものどを通らなくなってしまった義父。私に何か出来ることがあれば何でもしてあげたかった。だけど…まさかあんな事を言われるなんて…。「何でもしてくれるんだろ？10秒だけでいいんだ…挿入させてくれ」

由香の夫・良信は親友の智弘と健夫の三人で運送会社を立ち上げた。皆で力を合わせ、何とか経営が軌道に乗り始めた矢先、健夫から会社を辞めたいとの相談が…。三人でようやく回している小さな会社、ひとりでも抜けたら破綻は目に見えていた。智弘の必死の説得で健夫は退社を思い留まりひと安心…のはずだったが、智弘は会社存続の恩を振りかざしてあろう事か由香に迫り…

今の会社に転職して5年が経つ。入社間もない私の世話を焼いてくれたのが陽平君だった。職場の先輩だけど年は私の方が上で…年下の男の子を好きになるのは初めてだった。弱いところを見せたくなかった。デキる女でいたかった。…そういう生き方を選んでしまった事を、今、少し後悔してる。

昨年、妻が他界し独り身になった俺は半年前から息子夫婦の家に住まわせてもらっている。息子夫婦はまだ若く、夜になると毎晩のように喘ぎ声が聞こえてきた。俺は息子に嫉妬した。息子の嫁、美沙さんの大きな胸を俺も揉みたかった。そして何より、あのカラダに中出しをしたかった。毎日あのカラダを見る度に自分の中の衝動を抑える事が出来なくなっていた。

みのりの夫・茂樹は若くして新人文学賞を獲得。期待の新鋭ともてはやされ一躍時の人となったのだが、その後スランプに陥り、抜け出すきっかけをつかめないままあっという間に五年が過ぎ、生活の為に別の仕事をしながら細々と作家活動を続けていた。そんな夫妻の家に茂樹の甥っ子のジンが大学受験の間、泊まることになり…

物心が付く前に父を亡くした私は、いつも父親という存在を求めていたのかもしれない。新卒で就職したての不安な時期、上司だった今の夫が親身になって相談に乗ってくれ、それがきっかけで結婚。しかし寿退社して早や5年。子作りに励むも…。そんな私達を心配してか夫の両親が訪ねてくることに。私は不意に彼の実家に結婚の挨拶に行った時の事を思い出した。お義父さんに会った時、初めて父親のような安心感を感じた事を…

強●致傷罪で15年の刑期を終え、釈放。身元引受人もおらず、すぐに金も底を尽きたが、性欲だけは尽きることはなかった。そして何より、嫌がる女を●す快感は何ものにも代えがたいものだった。

親父の女グセが悪くて母は俺を置いて家を出て行ってしまった。それから10年。親父が再婚相手として連れてきたのは俺の同級生「りあ」だった。しかも「りあ」は俺の初恋のひと。ひとつ屋根の下で暮らすにはあまりにも刺激が強過ぎたんです。

学費の為に始めた女性向け性感エステの仕事。給料はいいけれど、いわゆる『風俗』なので誰にも知られたくはなかった。自分の中のルールとして本番行為だけは避けるようにしていた。そんな時、いつもお世話になっている近所の奥さんが客として来てしまい、身バレしないように施術していたが、マスクだけで隠し通すのは無理があった。誰にも言わない事を条件に『本番行為』を要求され、僕は受け入れるしかなかったんです。

腹違いの子供が十人いる義父。腹違いの兄弟、それも全て違う母親、異常としか言えない無類の女好き。そんな義父と半年前から同居する事になった。嫌で仕方なかったがマンションの頭金を出してもらった手前、断る事が出来ずに…。同居してもなお、女遊びの絶えない義父。やがて私までもが義父の餌食になろうとは…。